Mac OS X Snow Leopard入れてみた

シルバーウィークに入ってやっと触れた。
Mac OS X Snow Leopardをインストールする!
普段、クライアントとしてWindowsXP、サーバとしてCentOSを使っている人間が使いやすいと感じるMacにする。
Macを最大限Unixとして使い倒す。
パーソナルなコンピュータなんだから、ちまちまホームディレクトリ内の.bash**なんて弄らない。
パーソナルなコンピュータなんだから、sudoなんてしないでsuする。
 
OSを使ってみての感想は、「速くなった」というのが1番。
というより、一旦Leopardに戻してみて、凄く遅く感じた。
 
UIはあまり変更がないと言われていたけど、個人的には右上の時計に日付を表示できるのがうれしい。
WindowsではTClockを使ってる。
システム環境設定も少し変わって、なんとなく使いやすくなったような気がしなくもない。
 
互換性云々って話は、特に気にしない。
僕の場合、↓これが動けばそれでいい。
・ターミナル
・ターミナルで使うコマンド
VMware Fusion
Cyberduckはアップデート待ち。
 

OSインストール

Xcodeも追加で。
 

無線LAN設定

小難しい事は特になし。
 

ルートユーザを有効にする

Snow Leopardではディレクトリユーティリティの場所が変わった。
わかばマークのMacの備忘録 : root でログインする(Snow Leopard編)
 

ホームディレクトリ変更

ホームディレクトリを丸々コピーする。

mkdir /Volumes/DATA/Users
cp -pr /Users/[アカウント名] /Volumes/DATA/Users/

 
ホームディレクトリ変更。

環境設定 => アカウント => [アカウント名]右クリック => 詳細オプション => ホームディレクトリ = /Volumes/DATA/Users/[アカウント名]

 
一応バックアップ取って、元の場所にシンボリックリンクを貼る。

mv /Users/[アカウント名] /Users/.[アカウント名].old
ln -s /Volumes/DATA/Users/[アカウント名] /Users/[アカウント名]

 

システム環境設定

ExposeとSpaces => Spaces => Spacesを有効にする
セキュリティ => ファイアウォール => 開始
トラックパッド => クリック操作 = チェック
Bluetooth => 入 = チェックなし
Bluetooth => Bluetoothの状況をメニューバーに表示 = チェックなし
Time Machine => Time Machineの状況をメニューバーに表示 = チェックなし
日付と時刻 => 時計 => 秒の表示 = チェック
日付と時刻 => 時計 => 日付の表示 = チェック (新機能!)
 

フォント追加

デザイン用ではなく、ターミナルで見やすいフォントを。

/Library/Fonts

 

ターミナル環境設定

設定 => Homebrew = 設定を複製
設定 => シェル => シェルの終了時 = シェルが正常に終了した場合は閉じる
設定 => テキスト => 変更
 

環境変数設定

CentOS(RedHat系全般?)では"/etc/profile.d"以下の*.shファイルを読み込む。
Macには用意されていないっぽいので、CentOSからパクってくる。

mkdir /etc/profile.d

echo "" >> /etc/profile
cat << 'PROFILED' >> /etc/profile
for i in /etc/profile.d/*.sh ; do
	if [ -r "$i" ]; then
		. $i
	fi
done
PROFILED

 
普段使うAliasを登録。

cat << 'ALIAS' >> /etc/profile.d/alias.sh
alias ls="ls -G"
alias ll="ls -l"
alias la="ls -lA"
alias ..="cd .."
ALIAS

source /etc/profile

 

MacPortsインストール

ここからSnow Leopard用のDMGをダウンロード、インストール。
The MacPorts Project -- Download & Installation
 
$PATHに"/opt/local/bin"を追加。

echo "/opt/local/bin" >> /etc/paths
source /etc/profile

 
アップデート。

port selfupdate

 

wgetインストール

port install wget

 

nmapインストール

port install nmap

 

Finder環境設定

デスクトップ表示項目変更。

Finderの環境設定 => 一般 => デスクトップに表示させる項目 => 全部チェック
Finderの環境設定 => 一般 => 並び順序 = グリッドに沿う

 
サイドバーのiDisk、どこでもMyMacを非表示。

Finderの環境設定 => サイドバー => iDisk = チェック外す
Finderの環境設定 => サイドバー => どこでも My Mac = チェック外す

 
拡張子表示。

Finderの環境設定 => 詳細 => すべてのファイル名拡張子を表示

 
確実にゴミ箱を空にする。

Finderの環境設定 => 詳細 => 確実にゴミ箱を空にする

 
ホームディレクトリにデフォルトである日本語表示のものを英語表示に変更する。
一応バックアップ取っておく。

cd /System/Library/CoreServices/SystemFolderLocalizations/
mv Japanese.lproj Japanese.lproj.bak
cp -pr en.lproj Japanese.lproj

 

plist変更

実体は ~/Library/Preferences/com.apple.finder.plist にある。
ユーザ毎に設定が必要。
 
Finderのタイトルをフルパス表示にする。

defaults write com.apple.finder _FXShowPosixPathInTitle -bool YES

 
隠しファイルを表示する。

defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -bool YES

 
ネットワークドライブに.DS_Storeを作らないようにする。

defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores -bool YES

 

Finder再起動

killall Finder

 

VMwareFusionインストール

VMware-Fusion-2.0.5-173382.dmg
MacFUSEもインストールする。
Windows XP Professionalをインストール。
ミラーフォルダで共有する。
 
設定ファイル変更。
マイドキュメントを1階層上にする。(~/Documents から ~/ に)
マイミュージックとマイピクチャを共有しない。(マイドキュメントの中で既に共有されている)

cat "Windows XP Professional.vmx" | sed "/Folder[23]/d" | sed 's/maxNum = "."/maxNum = "2"/' | sed "s/\/Documents//" > "/tmp/Windows XP Professional.vmx"
mv "/tmp/Windows XP Professional.vmx" "Windows XP Professional.vmx"

 
ゲストOS側でレジストリ変更。
「マイピクチャ」「マイミュージック」フォルダがない

\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders
展開可能な文字列値(REG_EXPAND_SZ)
My Music = \\.host\Shared Folders\Documents\Music
My Pictures = \\.host\Shared Folders\Documents\Pictures
My Videos = \\.host\Shared Folders\Documents\Movies

 
日本語にする。
特殊フォルダのdesktop.ini - redstorm - 徒然雑記
 

Macfusionインストール

ここからダウンロード。
Macfusion
 
SSHが繋がらない対策。
一応バックアップ取っておく。

# rm /Applications/Macfusion.app/Contents/PlugIns/sshfs.mfplugin/Contents/Resources/sshnodelay.so
cd /Applications/Macfusion.app/Contents/PlugIns/sshfs.mfplugin/Contents/Resources/
mv sshnodelay.so sshnodelay.so.bak

 
環境設定。

General => the macfusion agent = チェック
General => the macfusion menu item = チェック

 

本気で困った時の起動法

セーフモードで起動 : shift
CUIで起動 : cmd + s